北海道は寒く、米ができない土地柄でした。

品種改良を行い、米ができるようにはなりましたが

あまり美味しくないと言われる時代が長く続きました。

 

しかし、昨今の栽培方法の確立や更なる品種改良を行うことによって、

「ゆめぴりか」や「きたくりん」など、

新潟県魚沼産コシヒカリに匹敵する、とても美味しいお米ができるようになりました。

 

当農場で栽培しているお米

ゆめぴりか

 甘い香りと強い粘りが特徴で、柔らかさと同時にしっかりとした食感を楽しませてくれるお米です。

 冷めてもおいしいお米です!

 

 

 

 


 

  当農場では、ゆめぴりかの他、「ほしのゆめ」「きたくりん」「きらら397」など、北海道を代表する品種を栽培しています。


 

 

4月 もみまき

 ハウスでの作業が暑く感じ始める季節

 米作りの一番最初の大仕事です。

 北海道の多くの米農家は、マットではなく「ポット」と呼ばれる容器で栽培します。

 ポットに機械で土と籾を詰めて、ビニールハウスに並べます

 並べるのが大変な作業。少しでも元気に育つように、地面と隙間がないようにきれいに並べます。

 

 


 

 

5月 田植え

 体力的には大変だけど、人がたくさん集まって楽しい時期です。

 これまで一日一日大事に育てた苗を、田んぼに植えます。

 植え残しがないように、でもキツキツだと元気よく育たないので適

 度な間隔で植えていきます。

 

 夕方にはみんな真っ赤っか…


 

 

6月 草刈り

 大仕事を終えて、お米の仕事は一段落。

 これからしばらく、雑草との闘いの時期です。

 トラクター、刈り払い機、ウイングモアの三種を駆使します。

 (トラクターはエアコンがあるから快適ですが…)

 


 

 

7月 溝切り作業

 盆地の当麻町は完全に夏です。

 米は水が命であり、定期的に水の入れ替えをしなくてはいけません。

 田植え機をアレンジした、溝切機で畝間を走り、排水を良くしま

 す。

 

 


 

 

8月 虫・除草作業

 雑草が生えないようにする工夫や、虫が付かないようにする薬を散布していきます。薬剤というと、人によっては良いイメージがないかもしれませんが、こうすることによって、お米の品質や量が守られています。(使用容量・安全基準を守って散布しております。)

 


 

 

9月 稲刈り

 青々としていた田んぼは、すっかり黄金色の絨毯へと変わり、長かった米作りも最終段階です。

 皆で大地の恵みに感謝しながら作業します。